志村けんさんはドリフターズの付け人をやっていた。
ある日メンバーの荒井注さんが脱退することになって、
急遽志村さんが正式にドリフのメンバーに抜擢された。
それまではドリフの主軸は「加藤茶」さんだった。
しかし志村さんの笑いに対する執着心が芽を吹きだして。
いつのまにか茶さんからトップの座を奪ってしまった。
困ったのはリーダーのいかりやさんだったらしい。
人気の出た志村けんのギャラを上げないといかんのだけど、
ドリフターズのギャラは決まっているから、誰かのギャラを減らさないといけない。
当然一番人気のない「高木ブー」に白羽の矢が突き刺さった。
高木さんはそれをなんとなく分かっていて泣く泣く了承したそうだ。